界面活性剤の基礎知識|シミには微妙・・・

界面活性剤について述べさせてもらいます。界面活性剤は、普通の状態では混ざり合うことのない水と油を接着できる物質です。界面活性剤は、親水性(水になじむ)と親油性(油になじむ)という相反する性質を併せ持った物質です。この性質がタンパク質汚れを落とす元になります。界面活性剤は、合成洗剤にも純石鹸にも含まれています。合成洗剤は石油系の界面活性剤が使われることが多く、植物由来の界面活性剤(脂肪酸ナトリウムもしくは脂肪酸カリウム)をほぼ100%使用した製品のことは純石鹸と呼びます。

界面活性剤は、洗剤や医薬品・化粧品・食品など、数多くの日用品に使用されており、私たちの生活に欠かせない存在です。合成界面活性剤が開発されたのは、数十年前のことです。人間が自分の力で界面活性剤を分解することは難しく、皮膚から体内へ侵入すると様々な弊害があると考えられています。洗濯後の衣類に残留している界面活性剤は、浸透作用で傷などから体の中へ入り込みます。界面活性剤は水と油を混ぜ合わせる性質があるために、水分を脂質からできた皮脂にも容易に混ざって皮膚のバリアを破壊します。ガサガサ肌性皮膚炎の肌は、健康肌と比べて炎症や掻き傷が多いので残留洗剤が侵入しやすい状態です。そうなると界面活性剤が侵入しやすく、痒みが発生し、肌状態がさらに悪化してしまいます。バリア機能での保護は重要で、状態が悪い肌はバリア機能も低下しており、外部からの異物が侵入しやすくなっています。その為、乾燥対策とは別にダメージのある肌には保護対策としてバリア機能を考えたスキンケアが必要です。肌の保護をしてくれるアイテムとしては、固形のオイル系アイテム、保護成分が配合されたクリーム、または包帯のように肌を覆うもの、肌を保湿し皮膚を刺激から守ることが回復への近道です。界面活性剤が汚れを落とす働きについてご説明します。界面活性には、「浸透」「乳化」「分散」という3つの働きがあります。この3つの作用が衣類についた油世ぼれなどのしつこい汚れを落とします。界面活性剤が入った水には「浸透作用」があるので、水をはじいてしまうウールなどの素材にも簡単に浸透します。このため皮膚からも非常に浸透しやすくなっています。「乳化作用」「分散作用」に関しては、油汚れを落とし、その粒子を水中に分散させる働きをします。分散させるのは、衣類に再付着しにくくなるのです。乾燥してカサカサのスキンケアで、まずすべきことは水分を与えることです。保水と言います。一般的に「保水」のアイテムとは、水が入ったものです。水が多く含まれている化粧水・ローション・乳液などの通販や市販のグッズがおすすめです。保水する強さとしては、ローション系が一番です。基本的なスキンケアは「保水」「保湿」「保護」、この3つのケアを肌に合わせて行うことが重要です。例えば夏場は湿気が多く汗もかくので、乾燥はしにくくなります。この場合は保湿ではなくて保水が中心となってきます。逆に乾燥が気になる冬場のケアは保水だけなく保湿することも必要です。そして、逆に過度に保湿と保水をしてしまうと過剰なスキンケアになりかねません。自分の肌の状況を正しく見極めて、適切なスキンケアを行えるようになりましょう。むずがゆさを判断する神経線維は、健康な方では、真皮の内側までしかありません。

しかし、真皮の上を覆う角質層の水分が減少する、皮膚の水分がなくなると、この痒みを知覚する神経線維が、角質層の中に、届くことが、認知されています。保湿型の肌は、隙間を埋める状態を作っていますが、角質が潤わなくなってくると、繋ぎ合わせているセラミドなどの細胞間の脂質が減り続けて、細胞が崩れた状態、つまり隙間が多くなっている状態になってしまうので乾燥してしまうんです。そうなると、この隙間から、安易に外部の異物が入ってきやすく(アレルギーの元になる成分など)、そういった刺激に反応して、痒みが止まらなくなります。そうすると、隙できた隙間から角質層内に侵入してきた痒みの神経線維は、すき間だらけの角質層の状態では、大きな痒みを認知しやすい状態を作り出しやすくなります。乾燥やガサガサ肌による肌トラブルをお持ちの方で、大変多い間違ったケアが、保水せずに保湿もしくは保護を行っていることです。例えば、ワセリンという塗り薬の場合、乾燥した肌にワセリンだけ塗っても十分ではありません。要するに、乾いた砂場をシートだけかぶせているようなものです。シートがあるので、乾燥がひどくなることはありませんが、潤いをもたらす効果はあまり役立ちません。

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